以前も一度芸能事務所の違いについて記事にしましたが今回は違った面から触れてみたいと思います。
【仕事量(案件の紹介量)】
一番初めに所属したT社はショッピングモールでのスカウト後有料(初回3万円前後、以後毎年15000円位だったかな)登録しましたが案件の紹介は1年間の所属で毎月1~3件ほどでした。
当時は初めての芸能事務所所属だったのでこの件数が多いかどうかは分かりませんでしたが今考えれば一番多かったと思います。
事実そこでは大手教育関連企業のスチールモデルオーディションに合格し仕事をさせていただきましたし、マクドナルドのテレビCM最終オーディションまで行くことができました。
つづいて2番目に所属したSW社。
ここはモデルに力を入れているモデルエージェンシーでナロー(narrow)でスカウト後無料で所属させていただくことが出来ました。
1番目に所属していたT社程ではありませんが2年間の所属で案件の紹介は2か月~3ヶ月に2回位の割合で案件紹介の連絡がありました。
そして3番目の芸能事務所M社はツイッターでスカウトされその後約1年間でNHKの某番組新規メンバー募集オーディション1件のみでした。
ここは事務所の娘に対する今後の方向性や本人や親の意向にかんする話し合いはなく一方的に進められるのが嫌で離れることといたしました。
これだけを見ても事務所の選び方ひとつでこれだけ違うものだとお判りいただけるかと思います。
そしてまだ小さなお子さんをお持ちの方でお子さんを芸能活動させたいなら是非出来るだけ低年齢のうちに芸能事務所に所属させた方が経験値を蓄積できて良いと思います。
経験値の蓄積=実績豊富がその後のオーディションでライバルより優位に立てるのです。
また、親も子供と一緒に設営できる家族も有利です。
小さなお子さんだと見知らぬ人と突然撮影となると泣いてしまう事も少なくありません。
そこで親子での撮影となるのです。
オーディションのエントリーシートに親も撮影OKだと記載の場合製作サイドも採用しやすいらしいです。
いずれも子供のことも親の子とも細かく”話し合える”風通しの良い芸能事務所での所属が理想です。
さらに今回伺った4社目の芸能事務所で聞いた話です。
一説ではおよそ2万社以上あるといわれている芸能事務所の中でテレビ局と仕事を出来る事務所はわずかでそれ以外の芸能事務所はテレビ局側から相手にされない芸能事務所だそうです。
どんなに容姿が良くてもそんな事務所に所属している限り残念ながらテレビ関係のお仕事はもらえないそうです。
恐いですね!
あと4社の芸能事務所のすべての方が『大手さんでは埋もれてしまいますからね』と口を揃えたかのように言っていたのが印象的です。
大手芸能事務所は規模が大きいだけに実力は文句のつけようがありませんが結局所属している人数が多いので競合他社と競う前に事務所内で選抜されないと大手芸能事務所を代表してオーディションに参加できません。
この考えはあるプロアスリートも言っていました。
ある種目でオリンピック中国代表を目指すより日本代表を目指す方が難易度が高くないと。
とにかく選考する人間に見て頂かないことには意味がないということです。